実際にサンライズ瀬戸・出雲【B寝台シングル】を利用して、関東⇒関西を移動してみた

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日本で唯一残っている、寝台特急サンライズ瀬戸・出雲。

今月上旬、実際にサンライズ瀬戸・出雲のB寝台シングルに乗って、東京→大阪を移動してみました

下の記事の実践記事となります。

サンライズ瀬戸・出雲 乗車録

慌ただしい金曜の夜

11/2(金)、私は渋谷のイベント会場を早退して、東京駅へと赴きました。

元々、金曜夜にイベントの予定が入っていて、土曜に大阪で予定があったのですが、

東京から大阪への移動手段を決めていませんでした。

前日何気なく、「みどりの窓口」で翌日のサンライズ瀬戸・出雲の空きはあるか聞いてみたところ、

のびのびカーペット」と「B寝台シングル」が残っていたのです。

「のびのびカーペット」は何度か利用したことがありますが、

国内で個室寝台を利用したことがなく、せっかくなので、利用することにしたのです。

そのため、泣く泣くイベント会場を早退することになりました。

サンライズ瀬戸・出雲に乗車

東京駅に着いたのは、21時50分前くらい。

22時の発車予定なので、結構ギリギリになってしまいました。

まずは、予約していた今夜「泊る」部屋に直行します。

今回の部屋は、「B寝台シングル」。

サンライズは全車2階建てで、今回は14号車の階上部屋があてがわれていました。

部屋には、ベッドと、多少の荷物が置けるスペースがあります。

ベッドは線路と並行する形になっています。

他にも、コンセント、NHK-FMが聞けるラジオ、目覚ましアラームなどがあり、

必要十分な設備が揃っています。

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発車前にシャワールームへ

東京駅を発車していませんが、早々にシャワーを浴びにシャワールームに向かいます。

なんとサンライズエクスプレスには、3号車10号車にシャワールームが備え付けられているのです。

乗車人数に対してシャワーが2部屋しかないためか、発車後はシャワールーム待ちが発生するらしいです。

そのため、発車前にシャワーを浴びておきたかったのです。

シャワーを利用するには、シャワーカードをまず買う必要があります。

シャワールームの隣に、シャワーカードの自販機がありますので、購入します。

1枚320円です。

シャワールームは、脱衣所と、

シャワー室に分かれています。

脱衣所にシャワーカードを入れる機械がありますので、カードを挿入します。

シャワーが使える時間は6分間です。

シャワーを浴びているあいだ、表示機に残り時間が表示されます。

タイムリミットがあるシャワーなんてものは、普段なかなか使わないので焦りますが、

お湯を止めている時は、カウントも止まってくれます。

思ったより時間に余裕がありました。

シャワーを浴びていると、ガタンと振動が伝わってきます。

どうやら、22時になり、列車は東京駅を発車したようです。

通勤電車を眺めながら

シャワーを浴び終わり、シャワー室から出ると、すでに次の人が待っていました。

やはり、先にシャワーを浴びていて正解だったようです。

シャワーを浴びた後は、車両の廊下を通り抜け、自室に戻ります。

この寝台列車独特の通路を進むだけでも、列車に乗っている感じがせず、

なかなか楽しく感じます。

部屋に戻ると、ちょうど品川駅を通過するところでした。

金曜夜10時過ぎ。週末を迎え、自宅に急ぐ会社員を乗せた通勤電車を眺めながら、

私はベッドに寝転がります。

日常のなかの非日常感が、寝台列車の醍醐味のひとつだと思うのですが、いかがでしょう?

備え付けのラジオをつけて、レールのジョイント音とラジオの音楽をBGMに、

ひとり夜更けを楽しみます。

普段の生活と切り離された、贅沢な時間です。

気がつけば、列車は横浜を発車し、戸塚を走行していました。

と、そこへドアをノックする音が。

車掌氏が検札にやってきたのでした。

特急券を見せて、無事に検札も終了。

明日も早いため、早々に消灯し、眠りにつくことにします。

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意外と列車の振動を感じる

眠りについたとはいえ、やはり動くベッド。

列車が駅に停車するたびに、目が覚めてしまい、浅い眠りになっていた気がします。

特に、結構強めのブレーキがかかったときは、体が慣性で進行方向に引っ張られ、

滑ってしまうこともあり、これには少々閉口してしまいました。

この点については、線路と直角方向に寝る「のびのびカーペット」の方が、まだいいかもしれません。

目が覚めたら関西に

何度か目覚めたあと、窓の外を眺めると、神戸を通過していました。

あと30分後には姫路に着くため、これ以上寝ることはあきらめ、顔を洗うことにしました。

そうこうするうちに、列車はほぼ定刻通り、05:25に姫路駅に到着しました。

11月の早朝6時前。

当然外は暗く、まだ気温も低く、肌寒さを感じました。

折り返しの列車まで時間がありましたので、駅の外に出てみます。

普段は賑わう駅前通りも、もの静か。

やることもないため、一通り駅前を眺めてから、駅の中へ戻りました。

折り返し一路大阪へ

サンライズの乗車で、東京都区内~姫路の「ゆき券」は使い切りましたので、

姫路からは「かえり券」を使います。

目的地には着いていませんが、切符の上では、すでに「復路」となります。

さて、ホームに上がり、折り返しの、05:36発普通を待ちます。

06:20発の新幹線で大阪に向かってもよかったのですが、三ノ宮にも寄りたかったので、

在来線で向かうことにしました。

しかし、5分経っても、列車が来ません。

どうやら、トラブルで8分ほど遅れているとのこと。

寒かったので、凍えながら列車の入線を待っていると、

列車がホームに入ってきました。

待ってましたとばかりに、いそいそと温かい車内に入ります。

席につき、ほっと一息ついてから、周りの乗客を見てみます。

どうやら神戸や大阪へ向かうと見え、なかには通勤と思しき方もいらっしゃいます。

こちらは遊びで同じ列車に乗っていますので、ひとり勝手に気まずさを感じてしまいます。

気がつくと、普通列車はすでに姫路駅を発車していました。

姫路近郊を進むうちに、空もだんだん白んできました。

加古川を越えると、乗客も増えてきます。

そして、西明石から、列車は快速へと変わりました。

JR神戸線の快速列車は、姫路~西明石間は普通として運転しているからです。

列車は快速になってから、これまでとは打って変わり、駅を通過していきます。

須磨の海沿いを走る区間では、大阪湾越しに日の出が見られました。

三ノ宮駅には、定刻9分遅れの、6時51分に到着しました。

このまま乗車し続ければ、大阪には7時20分に到着するはずです。

三宮での用事を済ませるために、私はここで途中下車をしました。

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まとめ

つらつらと、乗車録を書きました。

結構車内ではゆっくりしていましたが、東京22時発、姫路5時半着ですので、

乗車時間は7時間半しかありません。

寝る時間が遅くなればなるほど、睡眠時間が削られてしまいますが、

普段なかなか寝台列車に乗る機会はありませんから、つい起きていてしまうんですよね。

特に今回は、国内では初の個室寝台を体験したわけですが、列車のなかにいて、

ひとりで過ごすスペースはそうそう無く、非常にゆったりした気分で列車に乗ることができました。

あとは、夜行耐性が付いている方で、動く車内でも寝られる、

または寝られなくても翌日に影響が出ないのであれば、おススメできるルートだと思います。

なお、今回の費用ですが、東京~姫路の往復で、¥33,350-でした。
(往復運賃¥17,680+サンライズ特急料金¥3,240+B寝台シングル寝台料金¥7,560+復路新幹線自由席特急料金¥4,870)

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