2019年2月に弾丸旅行したインドネシア・ジャカルタ。1日目は、ジャカルタコタ周辺を観光しましたが、2日目は、MONASとMasjid Istiqlalを観光することにしました。今回は、そのうち、MONASについてご紹介したいと思います。
宿からMONASへ
日曜朝のスディルマン通りは歩行者天国
タムリン地区にある宿から、トランスジャカルタ1系統に乗り、スディルマン通りを北上します。ホテルをチェックアウトして、外に出てみたら、昨日と様子が違う……ちょっとにぎやか?
スディルマン通りに出ると、そこには車道にいるたくさんの人・人・人。

ちなみに、前日の夜だとこんな感じ。

露店商のお店があったり、キャラクターの着ぐるみが闊歩したりで、「え、何かのお祭り?!」と思いましたが、実は日曜朝は、「カーフリーデー」という施策が実施されているらしいです。
渋滞のひどいことで有名なジャカルタでは、日曜朝に歩行者天国が実施されます。ジャカルタ中心部を南北に貫くスディルマン通りの、MONAAS南側の噴水広場からFXモールの6kmが対象です。時間は、朝6時から午前11時まで。
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カーフリーデーではありましたが、バスは運行されているようで、乗車することができました。ただ、専用車線まで歩行者が侵入するので、普段より所要時間はかかっていました。

ムルデカ広場の入口が地味に遠い

トランスジャカルタで、最寄バス停の”MONAS”バス停に到着しました。ムルデカ広場のすぐそばにバス停はあるのですが、ここからすぐにムルデカ広場には入れません。ムルデカ広場は、四隅の角が入口になっていて、そこまで歩かないといけないからです。
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バス停からムルデカ広場の入口まで結構、距離がありました。大体、距離にして、約500mくらいです。
なお、2023年頃にはMRT(地下鉄)南北線が延長開業する予定で、ムルデカ広場の前に”MONAS”駅ができる予定です。
ムルデカ広場・MONAS観光
巨大なムルデカ広場

ムルデカ広場は、ジャカルタ市街地の中心部に位置する広場ですが、かなり大きいです。都会のど真ん中にありながら、1km四方の囲まれた空間がまるまる広場になっています。「ムルデカmerdeka」とは、インドネシア語で「独立」という意味です。
MONASは、ムルデカ広場の中心地にありますので、そこまでまた歩いていく必要があります。
MONASという名前は?

さて、このMONASという名前ですが、インドネシア語で「Monumen Nasional」という言葉からの造語です。英語で書くと、「Monument National」となります。直訳すると「国家記念碑」となりますが、インドネシア独立記念碑として建てられました。
インドネシアは1945年に独立を果たしていますが、MONASが完成したのは1975年で、独立から30年経ってからです。
MONASの入口が分かりづらい
さて、このMONASですが、最上階に展望台があり、中に入ることができます。展望台からは、ジャカルタの街並みを見下ろすことができますので、せっかくなので登ってみようと思いました。
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が! MONASの四方は柵に囲われてて近づけません。これはどうしたものかと、MONASの周囲を歩いていると、柵の内側に、地下から登ってくる階段が見えました。ということは、地下に入口がある?と思い、反対側を見ると、地下への階段を発見。
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これは知らないと分からないですね。地下に降りて、入場口に向かいました。

入場口にたどり着いたものの……
さて、なんとか入場口にたどりつきましたが、そこで待ち受けていたものは……チケット窓口の大行列。
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今回は弾丸旅行で、この日は飛行機の時間が決まっていたので、残念ですが、展望台へ登ることは断念しました。なお、展望台の様子はこんな感じらしいです。
また、MONAS地下には、インドネシアに関する歴史博物館もあります。
入館料金と営業時間
入館料金は以下の通りです。(単位はルピア。100ルピア≒1円)
子ども | 大学生 | 大人 | |
入場料 | 2,000 | 3,000 | 5,000 |
展望台 | 2,000 | 5,000 | 10,000 |
合計 | 4,000 | 8,000 | 15,000 |
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また、営業時間は以下の通りです。
曜日 | 昼間 | 夜 |
月曜 | 休館 | 休館 |
火~金曜 | 08:00~16:00 | 19:00~22:00 |
土・日曜 | 08:00~16:00 | 19:00~24:00 |
最後に
今回、私は登れませんでしたが、開館直後ですと、比較的空いていると思います。少し早起きして、登ってみるのもいいかもしれません。また、夜に登ると、夜景がきれいそうですね。
なお、私はこのあと、MONASの近くにある世界最大級のモスク・Masjid Istiqlalの観光へ向かいました。インドネシアは世界最大のムスリムを擁するイスラム国家ですので、ここも訪問したいポイントですね。
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